QRコード付き手形

いつもお世話になっております。

本日は、表題のとおりQRコードが付いた(約束)手形について

ご参考程度にはなりますがふれてみます。

まず、現物は下図のような感じとなります。

 

 

 

 

 

 

最近ようやく道内でも上記QRコード付き手形を発行した企業があります。
(本州方面は今年初めから出始めてました)

そもそもどういった経緯なのか。

・手形交換所の廃止
北は北海道、南は沖縄まで全国に179箇所ある手形交換所が2022年11月に廃止となります。
*2022年11月金融機関同士がやり取りを行う電子交換所なるものができるようです。

・2026年紙の手形廃止へ向け
電子記録債権の普及で電子化へ向け政府も2026年までには現在の紙の手形を廃止する方針を
出しております。

QRコードの内容は

金融機関コード、手形番号、口座番号・・・などの記号数字

こういった経緯の中、QRコード付き手形が登場しました。
但し、従来の手形も使用可能なので売掛先(振出先)企業の手持ち手形帳の残量で
手元に届く時期に差は出てくると思います。

立場の違いからですが常々、『誰にとって、どういったメリットがあるのか』疑問を呈してます。

電子記録債権も導入時から受取人のメリット売掛先(振出先)のメリット
この疑問を呈してきた激おこプンプンおじさんは、今なお健在であり『ほらみろ』と言わんばかりに
電子記録債権普及率を眺めております。

今回のQRコード付き手形は、振出し受取り側ともに特別な手続きは必要ないようです。
※取立料などの手数料変更有無について現時点では具体的な情報は入っておりません。

各金融機関の担当部署の方々は、大変でしょうがどんなに電子化が進んでも最終的には“人”です。

ヒューマンエラーが生じないよう頑張って下さい。

何か追報する事が出てきましたら都度、ご案内申し上げます。

以上、今後とも引き続きよろしくお願い致します。

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